記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-07-23から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#204「パンドラの匣」九

【冒頭】 一昨日は、どうも、つくし殿の名文に圧倒され、ペンが震えて文字が書けなくなり、尻切とんぼのお手紙になって失礼しました。 【結句】 マア坊の夢は悪い夢で、早く忘れてしまいたいが、竹さんの夢は、もしこれが夢であったら、永遠に醒(さ)めずにい…