記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-08-05から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#217「冬の花火」第二幕

【冒頭】どなた? どなたです。 【結句】仕様が無いわ。仕様が無いわ。あたしと睦子が生きて行くためには、そうしなければいけなかったのよ。あたしが、わるいんじゃないわよ。あたしが、わるいんじゃないわよ。 「冬(ふゆ)の花火(はなび)」について ・新潮…