記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-08-06から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#218「冬の花火」第三幕

【冒頭】お母さん、お母さん。 【結句】冬の花火さ。あたしのあこがれの桃源郷も、いじらしいような決心も、みんなばかばかしい冬の花火だ。 「冬(ふゆ)の花火(はなび)」について ・新潮文庫『グッド・バイ』所収。・昭和21年3月15日に脱稿。・昭和21…