記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-03-04から1日間の記事一覧

【太宰散歩】三鷹での出会い ー『太宰婚』、太宰治文学サロンー

あさ、眼をさましたときの気持ちは、うぅ…寒い。 2019年3月3日、日曜日。あいにくの雨天。 ぶるっと身震いをしてから、ごそごそ布団から抜け出して、エアコンのスイッチをオン。 暖かい日が続いていましたが、久し振りに10°を下回り、体感温度は4°の予報。う…

【日刊 太宰治全小説】#63「畜犬談」

【冒頭】私は、犬に就いては自信がある。いつの日か、必ず喰いつかれるであろうという自信である。私は、きっと噛まれるにちがいない。自信があるのである。 【結句】家内は、やはり浮かぬ顔をしていた。 「畜犬談(ちくけんだん)」について ・新潮文庫『き…