記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-05-02から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#122「風の便り」秋

【冒頭】謹啓。しばらく御無沙汰して居りました。仕事を一段落させてから、ゆっくりお礼やらお詫びやらを申し上げようと思って、きょうまで延引してまいりました。 【結句】「天才とは、いつでも自身を駄目だと思っている人たちである」笑ったね。匆々(そう…