記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を、自由に旅する。太宰治が、ソウルフレンド。

2019-06-01から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#152「右大臣実朝」四

【冒頭】 あくる建暦二年の二月に、私は、はじめて二所詣のお供をさせていただきました。承元元年正月以来五年振りのお詣りでございましたが、承元元年には将軍家は十六歳、その時には私はまだ御所の御奉公にあがっていませんでしたので、このたびはそれこそ…