記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を、自由に旅する。太宰治が、ソウルフレンド。

2019-06-29から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#180「粋人」(『新釈諸国噺』)

【冒頭】 「ものには堪忍という事がある。この心掛けを忘れてはいけない。ちっとは、つらいだろうが我慢をするさ。夜の次には、朝が来るんだ。冬の次には春が来るさ。きまり切っているんだ。 【結句】 台所では、婆と蕾が、「馬鹿というのは、まだ少し脈のあ…