記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-08-07から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#219「苦悩の年鑑」

【冒頭】 時代は少しも変らないと思う。一種の、あほらしい感じである。こんなのを、馬の背中に狐(きつね)が乗ってるみたいと言うのではなかろうか。 【結句】 まったく新しい思潮の擡頭(たいとう)を待望する。それを言い出すには、何よりもまず、「勇気」を…