記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-08-29から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#241「斜陽」三

【冒頭】どうしても、もう、とても、生きておられないような心細さ。これが、あの、不安、とかいう感情なのであろうか。 【結句】不良でない人間があるだろうか、とあのノートブックに書かれていたけれども、そう言われてみると、私だって不良、叔父さまも不…