記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-09-28から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#271「グッド・バイ」怪力(一)

【冒頭】 しかし、田島だって、もともとただものでは無いのである。闇商売の手伝いをして、一挙に数十万円は楽にもうけるという、いわば目から鼻に抜けるほどの才物であった。 【結句】 部屋の壁には、無尽会社の宣伝ポスター、たった一枚、他にはどこを見て…