記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を、自由に旅する。太宰治が、ソウルフレンド。

【週刊 太宰治のエッセイ】創刊のお知らせ!

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はじめに

 2018年は、太宰治 没後70年。
 2019年は、太宰治 生誕110周年。
 2020年は、太宰治 生誕111周年。

 3年続いて作家・太宰治イヤーが続き、私自身も、2019年に生誕110周年記念企画として、太宰治の小説全155作品を毎日1作品ずつ紹介する日刊 太宰治全小説、2020年に生誕111周年記念企画として、その日を太宰はどのように過ごしていたのかを毎日紹介する日めくり太宰治と、2年連続で太宰関連ブログを更新してきました。
 日めくり太宰治の完結を以て、ひとまず定期的な太宰関連ブログの更新を終了するつもりだったのですが、毎日の定期更新が無くなって早3ヶ月、太宰ロスとでもいうのか、再び太宰に関する記事を定期的に投稿していきたいという思いが芽生えてきました。
 しかし、太宰の小説作品を全て紹介し、太宰治の日めくり年譜を作成した今、次に何を更新しようか悩んだ結果、思いついたのが太宰治のエッセイの紹介でした。

 太宰のエッセイは、2020年に更新していた日めくり太宰治でも一部紹介しましたが、小説作品に比べ、皆さんが接する機会が少ないこともあってか、「初めて読んだ」「こんなエッセイがあることを知らなかった」という感想を多く頂きました。この機会に、論争や自作に対する解説、文学観が語られるなど、様々な太宰のエッセンスを感じることができるエッセイを楽しんで頂けると嬉しいです。

 

「週刊 太宰治のエッセイ」について

 太宰治のエッセイでは2021年4月5日(月)から、毎週月曜日朝6時に1本ずつ(作品により異なる場合があります)太宰のエッセイを紹介していきます。
 エッセイは、1999年に筑摩書房から刊行された太宰治全集 11 随想を定本とし、旧仮名づかいで書かれたものは、新仮名づかいに改め、旧字体で書かれているものは、原則として新字体に改めてあります。


『太宰治全集 11 随想』(筑摩書房、1999年)

 続いて紹介するのは、今後紹介していくエッセイのタイトル一覧です。更新済みのエッセイはリンクを貼り付けていくので、下記一覧の読みたいエッセイのタイトルをクリックすると、該当のページにジャンプすることもできます。
 なお、既に日めくり太宰治で紹介済みのエッセイについては、日めくり太宰治の該当ページのリンクが貼り付けてあります。

  

「週刊 太宰治のエッセイ」タイトル一覧

 週刊 太宰治のエッセイ」全163本のタイトル一覧です。
 更新済のエッセイは、クリックすると該当ページにジャンプすることができます。
 なお、一覧中の太宰の年齢は満年齢で記載しています。

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【1933年(昭和8年)】
 太宰治 24歳

  1.「田舎者
  2.「魚服記に就て

【1935年(昭和10年)】
 太宰治 26歳

<もの思う葦(その一)>
  3.「はしがき
  4.「虚栄の市
  5.「敗北の歌
  6.「或る実験報告
  7.「老年
  8.「難解
  9.「塵中の人
 10.「おのれの作品のよしあしをひとにたずねることに就いて
 11.「書簡集
 12.「兵法
 13.「in a word
 14.「病躯の文章とそのハンデキャップに就いて
 15.「「衰運」におくる言葉
 16.「ダス・ゲマイネに就いて
 17.「金銭について
 18.「放心について
 19.「世渡りの秘訣
 20.「緑雨
 21.「ふたたび書簡のこと

<もの思う葦(そのニ)>
 22.「我が儘という事
 23.「百花繚乱主義
 24.「ソロモン王と賤民
 25.「文章
 26.「感謝の文学
 27.「審判
 28.「無間奈落
 29.「余談
 30.「Alles Oder Nichts

 31.「川端康成へ

【1936年(昭和11年)】
 太宰治 27歳

<もの思う葦(その三)>
 32.「葦の自戒
 33.「感想について
 34.「すらだにも
 35.「慈眼
 36.「重大のこと
 37.「
 38.「健康
 39.「K君
 40.「ポオズ
 41.「絵はがき
 42.「いつわりなき申告
 43.「乱麻を焼き切る
 44.「最後のスタンドプレイ
 45.「冷酷ということについて
 46.「わがかなしみ
 47.「文章について
 48.「ふと思う
 49.「Y子
 50.「言葉の奇妙
 51.「まんざい
 52.「わが神話
 53.「最も日常茶飯事的なるもの
 54.「蟹について思う
 55.「わがダンディズム
 56.「『晩年』に就いて
 57.「気がかりということに就いて
 58.「宿題

碧眼托鉢
 -馬をさえ眺むる雪の朝かな->
 59.「ボオドレエルに就いて
 60.「ブルジョア芸術に於ける運命
 61.「定理
 62.「わが終生の祈願
 63.「わが友
 64.「憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥
 65.「フィリップの骨格に就いて
 66.「或るひとりの男の精進について
 67.「生きて行く力
 68.「わが唯一のおののき
 69.「マンネリズム
 70.「作家は小説を書かなければならない
 71.「挨拶
 72.「立派ということに就いて
 73.「Confiteor
 74.「頽廃の児、自然の児

 75.「人物に就いて
 76.「古典龍頭蛇尾
 77.「悶悶日記
 78.「走ラヌ名馬
 79.「先生三人


【1937年(昭和12年)】
 太宰治 28歳
 80.「音に就いて
 81.「檀君の近業について
 82.「思案の敗北
 83.「創作余談


【1938年(昭和13年)】
 太宰治 29歳
 84.「『晩年』に就いて
 85.「一日の労苦」
 86.「多頭蛇哲学」
 87.「答案落第」
 88.「緒方君を殺した者
 89.「一歩前進二歩退却」
 90.「富士に就いて
 91.「校長三代
 92.「女人創造」
 93.「九月十月十一月


【1939年(昭和14年)】
 太宰治 30歳
 94.「春昼
 95.「当選の日
 96.「正直ノオト
 97.「ラロシフコー」
 98.「『人間キリスト記』その他
 99.「市井喧争」


【1940年(昭和15年)】
 太宰治 31歳
100.「困惑の弁
101.「心の王者
102.「このごろ
103.「鬱屈禍
104.「酒ぎらい
105.「知らない人」
106.「諸君の位置」
107.「無趣味」
108.「義務」
109.「作家の像
110.「三月三十日」
111.「国技館
112.「大恩は語らず
113.「自信の無さ」
114.「六月十九日
115.「貪婪禍
116.「自作を語る
117.「砂子屋
118.「パウロの混乱
119.「文盲自嘲」
120.「かすかな声


【1941年(昭和16年)】
 太宰治 32歳
121.「弱者の糧」
122.「男女川と羽左衛門
123.「五所川原
124.「青森」
125.「容貌」
126.「『晩年』と『女生徒』
127.「私の著作集」
128.「世界的
129.「私信」


【1942年(昭和17年)】
 太宰治 33歳
130.「或る忠告」
131.「食通」
132.「一問一答
133.「無題」
134.「小照」
135.「炎天汗談」
136.「天狗


【1943年(昭和18年)】
 太宰治 34歳
137.「わが愛好する言葉」
138.「金銭の話」


【1944年(昭和19年)】
 太宰治 35歳
139.「横綱
140.「革財布
141.「『惜別』の意図
142.「芸術ぎらい
143.「郷愁」
144.「純真
145.「一つの約束」


【1945年(昭和20年)】
 太宰治 36歳
146.「春」


【1946年(昭和21年)】
 太宰治 37歳
147.「返事」
148.「津軽地方とチェホフ」
149.「政治家と家庭
150.「海」
151.「同じ星


【1947年(昭和22年)】
 太宰治 38歳
152.「新しい形の個人主義
153.「織田君の死
154.「わが半生を語る」
155.「小志」


【1948年(昭和23年)】
 太宰治 39歳
156.「かくめい」
157.「小説の面白さ」
158.「徒党について」
159.「黒石の人たち」
160.「如是我聞(一)
161.「如是我聞(二)
162.「如是我聞(三)
163.「如是我聞(四)

 

 それでは、2021年4月5日(月)6時から、毎週月曜日の更新をお楽しみに!

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 【了】

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【参考文献】
・『太宰治全集 11 随想』(筑摩書房、1999年)
・田村茂 写真『素顔の文士たち』(河出書房新社、2019年)
 ※モノクロ画像は、上記参考文献より引用しました。
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