千円でべろべろになれる?
バカぁ、言っちゃいけねぇ。
店に入る前は、千円きっかりで出るつもりが、居心地の良さに、ついつい長居しちまって、ハッとして会計すると…。
…とか、後悔してるような事を言いながら、ほれほれ、今日も。
ーせんべろ巡拝家 shige
とある「せんべろ巡拝家」の名言でスタートしたこのコーナー。
当ブログの他のページとは、ちと異なる趣向でお送りします。
何を隠そう、人生の最底辺、常に呑んだくれてる、人呼んで呑兵衛、かの有名な「せんべろ巡拝家」とは、あぁ〜、俺のぉ〜、事だぁ〜。
…という事で、兎にも角にも、美味しいご飯とウマいお酒が大好きな私の、せんべろ居酒屋巡礼記でござい。
「せんべろ」とは?
みなさん、「せんべろ」って、ご存知ですか?
テレビやネットの記事で話題に上がる事も多いので、耳にした事がある方も多いのではないかと。
立ち飲みのお店が多いのですが、いわゆる「1,000円でべろべろに酔っ払えるお店」の俗称です。
3年ほど前から、話題になっている『せんべろnet』のお世話になりながら、私も巡礼の旅によく出掛けています。
そもそも、この「せんべろ」という言葉は、作家の故・中島らも氏と編集者・小堀純氏の共著である『“せんべろ”探偵が行く 中島らも酔いどれ紀行』(文藝春秋、2003年10月)で、最初に使われたと言われています。
15年ほど前から、徐々に浸透していった言葉なんですね。
せんべろ居酒屋を巡る機会も増え…
私事ながら、昨年、転職しまして。
今は、年に3回ほど大規模な全国出張がある会社におります。
飛行機、新幹線、電車、高速バスを乗り継いで、全国津々浦々…。
なかなかハードな仕事ではあるんですが、その反面、楽しみな事もあるんです。
それが、夜の居酒屋巡り。
プライベートでの旅行も好きですが、頻度としては、あまり多くは行けません。
でも、会社に「行きなさい!」と言われれば、そりゃぁ、行かない訳には行きませんよね、サラリーマンの性として。
そう、居酒屋に(笑)
ちゃきちゃきと出張先の訪問準備や、訪問後レポートを移動中に済ませ、夜は居酒屋探訪へ。
私は、青森の田舎生まれですが、その土地のウマいもんを喰らいながら、その土地の地酒を嗜む。
これ以上の贅沢、ほかにあるでしょうか?(いや、ないでしょう。)
普段生活している東京のせんべろも、もちろんですが、出張先で舌鼓を打った居酒屋も徐々に増えてきたので、備忘録も兼ねて記事にしておこう!という事で、「せんべろ遍路」の記事を書き始める事にしました。
※せんべろではないお店も、多分に含まれるかと。
この「せんべろ遍路」ってタイトル、べろべろに酔っ払ってても「しぇんべろへんろ〜」って言いやすいんで、ずっとどこかで使いたくて、結構気に入ってます(笑)
せんべろを巡る楽しみ
ブームになっているけど、初めてだと、なかなか入りづらい!という人も多いよう。
実際、私も飲み友達と飲んでいる時に「せんべろ」の話をすると、「入りづらいから連れて行って!案内して!」と言われる事が多数あります。
確かに、居酒屋に限らず、初めてのお店って、ちょっと入りづらいですよね。
でも、そこは勇気を振り絞って一歩踏み出して、お店の暖簾をくぐってみてください。
そこには、まばゆいばかりに光り輝く「酒飲み天国」が広がっているのですからッ!
「あんまりお酒、飲めないからなぁ…」という方も、お気になさらず!
美味しいお酒だけではなく、美味しい食べ物も食べられるのが、せんべろ居酒屋なのです!
また、お店の常連さんと仲良くなれるのも、せんべろ居酒屋のいいところ。
特に、出張先では、その土地の話題を居酒屋で仕込んでおくと、翌日のアポイント先での、アイスブレイクの話題にもなるんです。
美味しいお酒が、飲める!
美味しいご飯が、食べられる!
仕事も、デキる!
こんな素晴らしい、三拍子揃った「せんべろ居酒屋」に、行かない手はないでしょう!
…と、ちと大袈裟かつ強引な展開ではありますが、「せんべろ遍路」は、ここから始まります!
お出掛け先での居酒屋探訪のお供になったり、未知の世界に飛び込むきっかけになれば嬉しいなと思います。
私の出張シーズンに合わせて、短期集中更新が基本的なスタイルになる予定です。
と言いながらも、年がら年中飲んでるので、東京都内のせんべろも併せて紹介していければと思ってます!
ぜひ、ご贔屓に!