記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-02-18から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#49「愛と美について」(『愛と美について』)

【冒頭】 兄妹、五人あって、みんなロマンスが好きだった。 【結句】 兄妹五人、ぎょっとして立ち上がった。 母は、ひとり笑い崩れた。 「愛と美について」について ・新潮文庫『新樹の言葉』所収。 ・昭和14年3月上旬から中旬までの間頃に脱稿。 ・昭和…