記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を、自由に旅する。太宰治が、ソウルフレンド。

太宰治

【日めくり太宰治】7月15日

7月15日の太宰治。 1939年(昭和14年)7月15日。 太宰治 30歳。 鰭崎潤が見つけてくれた家を見るために上京し、三鷹に新築中の三軒の貸家の一番奥の家を契約して、家主からの完成の連絡を待つことになった。一番奥を選択したのは、「表通りに…

【日めくり太宰治】7月14日

7月14日の太宰治。 1947年(昭和22年)7月14日。 太宰治 38歳。 午前十一時ごろ、菊田義孝(きくたよしたか)が太宰宅を訪問する。 菊田義孝「愛情うすし」 今日は、太宰の弟子・菊田義孝(きくたよしたか)(1916~2002)が、1947年…

【日めくり太宰治】7月13日

7月13日の太宰治。 1940年(昭和15年)7月13日。 太宰治 32歳。 美知子宛電報を打ち、滞在費を持って迎えに来させた。 太宰、「洪水に急襲」される 太宰は、1940年(昭和15年)7月3日から、「大判の東京明細地図」を携えて、東京在住…

【日めくり太宰治】7月12日

7月12日の太宰治。 1933年(昭和8年)7月12日。 太宰治 24歳。 七月十二日付で、久保隆一郎(くぼたかいちろう)に手紙を送る。 久保隆一郎への手紙 今日は、1933年(昭和8年)7月12日付で、太宰が友人・久保隆一郎(くぼたかいちろう)(…

【日めくり太宰治】7月11日

7月11日の太宰治。 1936年(昭和11年)7月11日。 太宰治 27歳。 午後五時から、山崎剛平、浅見淵の尽力で、不忍池畔の上野精養軒において『晩年』の出版記念会が持たれた。 『晩年』の出版記念会 1935年(昭和11年)7月11日、午後5…

【日めくり太宰治】7月10日

7月10日の太宰治。 1939年(昭和14年)7月10日。 太宰治 30歳。 七月十日付発行の「文筆」初夏随筆号に「『人間キリスト記』その他」を発表。「随筆」で言及されているのは、山岸外史著『人間キリスト記』(第一書房、昭和十三年十一月二十五…

【日めくり太宰治】7月9日

7月9日の太宰治。 1947年(昭和22年)7月9日。 太宰治 38歳。 七月九日付で、3通の手紙を送る。 太宰の3通の手紙 今日は、1947年(昭和22年)7月9日付で、太宰が書いた手紙3通を紹介します。 1通目は、養徳社編集部・庄野誠一に宛て…

【日めくり太宰治】7月8日

7月8日の太宰治。 1936年(昭和11年)7月8日。 太宰治 27歳。 七月八日付で、佐藤春夫に手紙を送る。 太宰、佐藤春夫への誘い 今日は、1936年(昭和11年)7月8日付で、井伏鱒二の師匠筋・佐藤春夫に送ったハガキを紹介します。この佐藤…

【日めくり太宰治】7月7日

7月7日の太宰治。 1945年(昭和20年)7月7日。 太宰治 36歳。 明け方、愛子が久保寺家でもらってきたおにぎりを、焼け跡で受け取った。 太宰、「甲府空襲」に遭う 1945年(昭和20年)6月末に『お伽草紙』全4篇200枚の原稿を完成させ…

【日めくり太宰治】7月6日

7月6日の太宰治。 1936年(昭和11年)7月6日。 太宰治 27歳。 七月六日付で、井伏鱒二に手紙を送る。 井伏の叱責と、太宰の言い訳 今日は、太宰が、1936年(昭和11年)7月6日付で、師匠・井伏鱒二に送った手紙を紹介します。 太宰は、同…

【日めくり太宰治】7月5日

7月5日の太宰治。 1933年(昭和8年)7月5日。 太宰治 24歳。 「良暦記」に「津島修治至。成思出装画十二葉。」とある。 手製の『思い出』 「良暦記」は、青森出身の画家・根市良三(ねいちりょうぞう)(1914~1947)が書いていた日記です…

【日めくり太宰治】7月4日

7月4日の太宰治。 1938年(昭和13年)7月4日。 太宰治 29歳。 七月上旬、長尾良(はじめ)が初めて鎌滝方に訪れ、、以後「満二ヶ月の間、殆ど生活を共にした」という。 長尾良(はじめ)と太宰の出会い 長尾良(はじめ)(1915~1972)は、兵…

【日めくり太宰治】7月3日

7月3日の太宰治。 1940年(昭和15年)7月3日。 太宰治 31歳。 静岡県賀茂郡上河津村の湯ケ野温泉に着いて旅館福田屋(福田家)に宿をとり、その二階の六畳間で「東京八景」の稿を起こした。 湯ケ野温泉「福田屋」での執筆 1940年(昭和15…

【日めくり太宰治】7月2日

7月2日の太宰治。 1948年(昭和23年)7月2日。 太宰治 39歳。 七月一日付発行の「月刊読物」薫風号に「黒石の人たち」を発表。 『黒石の人たち』 今日は、1948年(昭和23年)7月1日発行の「月刊読物」第一巻第五号に新仮名遣いで発表さ…

【日めくり太宰治】7月1日

7月1日の太宰治。 1933年(昭和10年)7月1日。 太宰治 26歳。 初代と転居先を探し求め、棟上式を終えたばかりの建築中の新居を見付けた。 「最も愛着が深かった」船橋へ 1933年(昭和10年)。 太宰は、4月4日に盲腸炎と腹膜炎を併発した…

【日めくり太宰治】6月30日

6月30日の太宰治。 1941年(昭和16年)6月30日。 太宰治 32歳。 鶯谷の料亭「志保原」において、佐藤春夫夫妻の媒酌で、山岸外史と佐藤やすとの結婚披露宴があり、尽力した。 山岸外史の「再婚記」 6月11日の記事で、太宰が親友・山岸外史…

【日めくり太宰治】6月29日

6月29日の太宰治。 1936年(昭和11年)6月29日。 太宰治 27歳。 佐藤春夫と川端康成から手紙を受け取る。 佐藤春夫と川端康成からの手紙 1936年(昭和11年)6月29日は、4日前の6月25日に、処女短篇集『晩年』を刊行したばかりで…

【日めくり太宰治】6月28日

6月28日の太宰治。 1932年(昭和7年)6月28日。 太宰治 23歳。 六月下旬、留守中に刑事が二人訪れ、帰宅後すぐ引越しの話となり、翌日、小山誠一も手伝って転居した。 太宰の逃避行 太宰は、内縁の妻・小山初代との生活を送りながら、共産党の…

【日めくり太宰治】6月27日

6月27日の太宰治。 1947年(昭和22年)6月27日。 太宰治 38歳。 山崎富栄、六月二十七日の日記。 「太宰さんと旅をする」 今日は、1947年(昭和22年)6月27日付の山崎富栄の日記を引用して紹介します。 六月二十七日 太宰さんと旅を…

【日めくり太宰治】6月26日

6月26日の太宰治。 1945年(昭和20年)6月26日。 太宰治 36歳。 「お伽草紙」は、もう二、三十枚で完成となった。 太宰と弟子・菊田義孝(きくたよしたか) 1945年(昭和20年)3月10日、「東京大空襲」と呼ばれる、アメリカ空軍機B2…

【日めくり太宰治】6月25日

6月25日の太宰治。 1936年(昭和11年)6月25日。 太宰治 27歳。 六月二十五日付で、『晩年』が砂子屋(すなごや)書房から刊行された。 処女短篇集『晩年』刊行 1936年(昭和11年)6月25日付で、処女短篇集『晩年』が、砂子屋(すなごや…

【日めくり太宰治】6月24日

6月24日の太宰治。 1943年(昭和18年)6月24日。 太宰治 34歳。 昭和十八年六月頃初稿脱稿、昭和十九年一月中旬頃発表稿脱稿。 昭和十九年一月二十五日付の「日本医科大学殉公団時報」第七十号に「革財布」を発表した。この原稿は、日本医科大…

【日めくり太宰治】6月23日

6月23日の太宰治。 1933年(昭和12年)6月23日。 太宰治 28歳。 六月二十三日付で、中畑慶吉(なかはたけいきち)宛に葉書を送る。 太宰、鎌滝富方に引越す 1933年(昭和12年)6月20日。太宰は、前年1932年(昭和11年)11月1…

【日めくり太宰治】6月22日

6月22日の太宰治。 1936年(昭和11年)6月22日。 太宰治 26歳。 出来上がったばかりの『晩年』を、井伏鱒二宛に送付。 出来上がったかりの『晩年』を 太宰の処女短篇集『晩年』は、1936年(昭和11年)6月25日付で、砂子屋書房から刊…

【日めくり太宰治】6月21日

6月21日の太宰治。 1930年(昭和5年)6月21日。 太宰治 21歳。 午前三時十五分、三兄圭治が東京府豊玉郡戸塚町大字諏訪二百二十二番地において逝去した。死因は「肺結核兼尿路結核症」といわれる。享年二十七歳。 三兄・圭治の死 1930年(…

【日めくり太宰治】6月20日

6月20日の太宰治。 1940年(昭和15年)6月20日。 太宰治 31歳。 六月二十日付で小島一晃(こじまいっこう)詩集『天使魚』(赤塚書房)が刊行され、序文「蒼穹(そうきゅう)答えず」を収載した。小島一晃は、塩月赳(しおつきたけし)の友人で、台…

【日めくり太宰治】6月19日

6月19日の太宰治。 1909年(明治42年)6月19日。 太宰治 0歳。 青森県北津軽郡金木村大字金木字朝日山四百十四番地の新邸宅裏階段北側和室十畳間で、戸籍名津島修治が呱々(ここ)の声をあげた。 ダザイのトリセツ 1909年(明治42年)6月…

【日めくり太宰治】6月18日

6月18日の太宰治。 1941年(昭和16年)6月18日。 太宰治 31歳。 六月十八日付で、小山清(こやまきよし)にハガキを送る。 小山清にとってのLast man 小山清(こやまきよし)(1911~1965)は、太宰の弟子です。戦時中、太宰が甲府や金木…

【日めくり太宰治】6月17日

6月17日の太宰治。 1948年(昭和23年)6月17日。 太宰治 38歳。 六月十五日から六月二十日にかけて、太宰失踪について新聞報道される。 心中事件後の朝日新聞報道 1948年(昭和23年)6月13日未明。太宰が愛人・山崎富栄とともに玉川…

【日めくり太宰治】6月16日

6月16日の太宰治。 1920年(大正9年)6月16日。 太宰治 10歳。 金木町の火事で、級友の今多市が逝去。葬儀で級友を代表し、弔詞(ちょうし)を読んだ。 太宰が級友に読んだ弔詞(ちょうし) 今日、紹介するのは、太宰が金木尋常小学校5年生の時の…