記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

中畑慶吉

【週刊 太宰治のエッセイ】青森

◆「青森」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【週刊 太宰治のエッセイ】音に就いて

◆「音に就いて」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【日めくり太宰治】12月2日

12月2日の太宰治。 1930年(昭和5年)12月2日。 太宰治 21歳。 田部(たなべ)あつみの葬儀が行われた。 田部(たなべ)あつみの葬儀と中畑の後始末 1930年(昭和5年)11月28日、東京帝国大学1年生の太宰と、銀座のカフェー「ホリウッド…

【日めくり太宰治】11月29日

11月29日の太宰治。 1930年(昭和5年)11月29日。 太宰治 21歳。 午前八時頃、出漁しようとしていた浜上(はまじょう)の漁夫の一人に、苦悶中を発見されたが、女はすでに絶命していた。 鎌倉腰越町小動崎(こゆるぎがさき)での情死事件 193…

【日めくり太宰治】11月4日

11月4日の太宰治。 1936年(昭和11年)11月4日。 太宰治 27歳。 太宰の入院中の三十一日間、毎日「看護日誌」が記録されている。 東京武蔵野病院入院中の太宰② 1936年(昭和11年)10月13日、太宰はパビナール中毒療養のため、北芳四…

【日めくり太宰治】10月28日

10月28日の太宰治。 1942年(昭和17年)10月28日。 太宰治 33歳。 八時青森着、十一時頃五所川原着、旭町七十一番地の中畑慶吉(なかはたけいきち)宅で一休みのあと、金木の生家を訪れた。 美知子、初めての金木 1942年(昭和17年)1…

【日めくり太宰治】10月26日

10月26日の太宰治。 1938年(昭和13年)10月26日。 太宰治 29歳。 十月二十六日付で、中畑慶吉(なかはたけいきち)に手紙を送る。 「だめな男だとも思っていません」 1938年(昭和13年)10月24日、太宰が師匠・井伏鱒二に宛てて、…

【日めくり太宰治】10月13日

10月13日の太宰治。 1936年(昭和11年)10月13日。 太宰治 27歳。 朝、北芳四郎(きたよししろう)、中畑慶吉(なかはたけいきち)が船橋に来訪、井伏鱒二とともに麻薬中毒治療のために入院するよう説得。遂に入院を決意した。 太宰、東京武蔵野…

【日めくり太宰治】7月26日

7月26日の太宰治。 1936年(昭和11年)7月26日。 太宰治 27歳。 七月二十六日付で、中畑慶吉(なかはたけいきち)に葉書を送る。 中畑慶吉(なかはたけいきち)に宛てた自身の近況報告 太宰がハガキを書いた中畑慶吉(なかはたけいきち)は、青森県…

【日めくり太宰治】5月26日

5月26日の太宰治。 1939年(昭和14年)5月26日。 太宰治 29歳。 太宰が、浅川、八王子、国分寺近辺で貸家捜しをはじめる。 太宰、東京への移転を切望 1939年(昭和14年)1月8日、太宰は、師匠・井伏鱒二の媒酌で、石原美知子と結婚。…

【日めくり太宰治】2月7日

2月7日の太宰治。 1931年(昭和6年)2月7日。 太宰治 21歳。 中畑慶吉(なかはたけいきち)に伴われて、小山初代(おやまはつよ)が上京。 太宰と初代の新婚生活 小山初代が上京した日付は、正確には分かっていませんが、長篠康一郎は著書『太宰治文…