記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

越野タケ

【週刊 太宰治のエッセイ】私信

◆「私信」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【日めくり太宰治】5月27日

5月27日の太宰治。 1944年(昭和19年)5月27日。 太宰治 34歳。 五月二十七日、バスで十一時に小泊に着いた太宰治は、越野家に行ったが、留守であった。 太宰の『津軽』旅行④:鯵ヶ沢~小泊 今日は、5月24日に紹介した、太宰の『津軽』執筆…

【日めくり太宰治】5月3日

5月3日の太宰治。 1912年(明治45年)5月3日。 太宰治 2歳。 金木村大字金木字朝日山三百七十六番地の津島家の小作人、近村永太郎とトヨとの四女近村タケが、小作米納付の代償に、女中として年季奉公に住み込んだ。 タケさん、修ちゃんの子守りに…

【日めくり太宰治】4月25日

4月25日の太宰治。 1946年(昭和21年)4月25日。 太宰治 36歳。 越野(こしの)タケが、津島文治の当選祝いの挨拶や祖母の見舞いを兼ね、疎開中の修治にも逢いたくて、小泊から金木の実家に里帰りし、津島家を訪れた。 疎開中の太宰に「たけさん…

【日めくり太宰治】2月2日

2月2日の太宰治。 1920年(大正9年)2月2日。 太宰治 10歳。 タケの婚姻届けが小泊村に提出された。 太宰と越野タケ 越野(こしの)タケ(1898~1983、旧姓・近村)は、金木村大字金木字朝日山三百七十六番地の津島家の小作人、近村永太郎…