記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を、自由に旅する。太宰治が、ソウルフレンド。

2019-05-23から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#143「故郷」

【冒頭】昨年の夏、私は十年振りで故郷を見た。その時の事を、ことしの秋四十一枚の短篇にまとめ、「帰去来」という題を附けて、或る編輯部に送った。その直後の事である。 【結句】ふと気がつくと、いつの間にか私の背後に、一ばん上の姉が、ひっそり坐って…