記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

2019-07-15から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#196「パンドラの匣」一

【冒頭】 君、思い違いしちゃいけない。僕は、ちっとも、しょげてはいないのだ。 【結句】 僕の事に就いては、本当に何もご心配なさらぬように。では、そちらもお大事に。 昭和二十年八月二十五日 「パンドラの匣」について ・新潮文庫『パンドラの匣』所収…