記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を、自由に旅する。太宰治が、ソウルフレンド。

2019-06-26から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#177「義理」(『新釈諸国噺』)

【冒頭】 義理のために死を致す事、これ弓馬の家のならい、むかし摂州伊丹に神崎式部という筋目正しき武士がいた。 【結句】 式部うつむき涙を流し、まことに武士の義理ほどかなしき物はなし、ふるさとを出(い)でし時、人も多きに我を択(えら)びて頼むと…