記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を、自由に旅する。太宰治が、ソウルフレンド。

2019-06-20から1日間の記事一覧

【日刊 太宰治全小説】#171「貧の意地」(『新釈諸国噺』)

【冒頭】 むかし江戸品川、藤茶屋のあたり、見るかげも無き草の庵(いおり)に、原田内助というおそろしく髭(ひげ)の濃い、眼の血走った中年の大男が住んでいた。 【結句】 落ちぶれても、武士はさすがに違うものだと、女房は可憐に緊張して勝手元へ行き、…

【太宰治】対談:著書と資料をめぐって

太宰治が今年で生誕110周年を迎えるのに合わせ、青森県五所川原市、同弘前市、東京都三鷹市、山梨県甲府市など、太宰にゆかりのある地で、様々な催しが行われています。特に6月は、太宰の誕生月であり、玉川上水に投身した太宰の遺体が発見された日でも…