記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を、自由に旅する。太宰治が、ソウルフレンド。

【日めくり太宰治】1月23日

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1月23日の太宰治

  1926年(大正15年)1月23日。
 太宰治 16歳。

 一月二十三日付で「蜃気楼(しんきろう)」一月号を刊行。「負けぎらいト敗北ト」を津島修治の署名で発表したほか、他の同人と共に「巻頭言」を書き、「合評記」にも参加し、巻末に「編集後記」を(修治)の署名で掲げた。

蜃気楼(しんきろう)」と『負けぎらいト敗北ト』

 蜃気楼(しんきろう)は、太宰が青森中学校時代に、自ら主幹となって発行した同人雑誌です。
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 1925年(大正14年)10月号から1927年(昭和2年)2月号まで、全12冊が刊行されました。太宰は、作品の執筆だけでなく、編集や表紙のデザインまで手掛けるという熱中ぶりでした。
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■「蜃気楼」創刊一周年記念写真。後列右から平山四十三、太宰、中村貞次郎、葛原四津男。前列右から金沢成蔵、工藤亀久造、津島礼治、葛西信造、桜田雅美。

 それでは、今日付で刊行された「蜃気楼」一月号に津島修治の署名で発表、太宰の習作である『負けぎらいト敗北ト』を紹介します。

負けぎらいト敗北ト

  (一)子守唄(こもりうた)

 彼は又始まったナと思った。彼はチョッと耳をふさいで見たりした。(しか)し子守の唄はヤッパリいつもと同じ調子で聞えて居た。実際彼はこの家に来てからというものは一日だって、この家の子守の唄に攻めつけられない日はなかった。それは、いつもいつも同じ唄であった。同じ声であった。少しの変化もなかった。もう彼はその子守唄が飽きて来たのを通り越して今ではイヤでイヤでたまらなかった。あの娘はあれよりホカに唄を知らないのかしら。別なものを歌ったらどんなものなんだろう。彼はこれ(まで)、その子守を「ウルサイッ」と、どなりつけてやろうかと思ったことは何度あったか知れなかった。勉強なんか出来アしない。全く助らない。それも大声で歌いヤガって……
 も少し小声で歌って()れたって、いいじゃないか。面白くもない。ホントにうるさい。勉強どころか、あれを聞いてさえウンザリする。彼はこう思って調子をとり上げて友の家へ遊びに行ったのであった。町はずれの友の家から帰ったのはもう冬の短い日が暮れてしまった頃であった。彼は淋しい田圃(たんぼ)道を独りで歩いて居た。
 ホントウに静かであった。彼はいつからともなく口笛を吹き始めて居た。凍った、味気のない冬の夜の空気に、暖くそして柔く彼の口笛の音がしみ込んで行くような気がした。ボーッと汽車の警笛がかすかに聞えた。それは低かったけれどもこの沈みきった静けさの中では可成(かなり)サウンドにちがいなかった。彼は一寸(ちょっと)ハッとした。その瞬間彼の今迄の口笛はあの彼のいやがって居た子守唄であったことに彼は気がついた。彼はシッカリ敗北の苦笑を(もら)してしまった。彼はそれでもその口笛を止めなかった。快活に吹きつづけて居た。寒夜の空には星さえなかった。

  (二)人選

 私は雑誌を見て「クソッ」と叫んでしまいました。私がこの雑誌に投書した創作が又落選して居たんです。もうこれで三度目。彼のはどうかしらと恐る恐る雑誌の目次を見ました。アッ彼は(また)入選して居ます。
 息がつまるような気がしながら彼のを読んで見ました。感心するまい、するまいとは思いながらも、ソッと感心してしましました。彼の鋭い観察で、あの力強い筆で、グングン書いてあるのには感服しないでは居られません。
 私はその時私の力が彼のに(くら)べて劣って居ることをシミジミと感じました。彼には負かされてしまいました。私は完全に負けてしまったんです。小学校の時代から常に首席を争って居た彼に、たった今私は再び立つことが出来ない程ひどく打ちのめされてしまったのです。私はなんにも言われぬ淋しさを味って居ました。
 その時私は私の部屋にニコニコして入って来た彼の姿を見つけました。ハッと思って、アワててその雑誌を机の下に、おし隠し「ヤア」と力なく言いました。彼は「オイ僕ア又入選して居たんだヨ、本屋から雑誌を買って来た途中で一寸、君ンとこに寄って見たんだがネ」私は彼の顔を見上げました。勝利者の顔とはこんなのを言うのでしょう。その顔には少しの暗い影も見当りません。全く晴れ晴れして居ました。この時私は又例の負けぎらいな悪魔的な心をムクムク起してしまいました。自分ながら驚く程おちついた口調で「アアあの雑誌へか……それアよかったネ、だがそんなに嬉しいかい。あんな雑誌へ……大人気もない。それはそうと僕の『公論』に投書した創作はどうしたかしら」と冷やか見事に言い放って、ブルブル唇を変に動かして居る彼の顔を意地悪く長い間見上げて居ました。…………………………

  (三)ワルソーの市長

 フリドリックは今度こそは自分の番であると思った。彼は今迄現在のワルソーの市長であるジョーンジと市長の選挙の時に何度戦ったか知れなかった。
 そして、きまったようにフリドリックは落選するのであった。フリドリックは今ジョーンジの家運の傾いて来たのを知って居た。フリドリックはジョーンジが病気といつわって市長の辞表を出したのもその為だと思って居た。フリドリックはジョーンジの負けぎらいな性質をよく知って居た。そして(ジョーンジはこんどの改選期に彼の衰えた家運を背負ってフリドリックと戦うのは甚だ苦しいことであろう。あの負けぎらいなジョーンジとしてはフリドリックに負けるのは堪えられないことであるに、ちがいなかろう。)こうフリドリック考えて居た。併し負けぬウチにもう辞表を出してしまうなんて彼はナントまあ負けぎらいな男なのだろう。彼は部屋の中をぐるぐる歩き廻るのを止めて、シガーの煙が斜にゆるやかに上って行くのを見つめながら黙って立ったまま考えて居たのであった。「こんどこそは自分の番だ」彼は低くつぶやいた。雪消えの頃のアジアの大平原は又実に見事なものであった。百万の牧場の柵が一日一日と雪の消えて行くにつれてズーッと長く(なら)んだ頭を表わして来た。高いポプラの枝が黄ばんで来た。白いアジけのない雪の所々から黒い土がニュッと顔を出して居るなぞは、どんなに力強い光景であったろう。どこからか百舌鳥(もず)の鳴いて居るのがノンビリと聞えて来る。柔い日光がサッとスリ硝子(ガラス)越しにフリドリックの部屋一杯にさし込んで来る。
 フリドリックはマブしそうに二三度まばたきをした。シガーの煙が緑色に斜にユックリ上って行く。百舌鳥のホガらかな鳴き声がつい近くに聞えて居た。フリドリックは又部屋をアチコチと歩き廻った。そして「とうとう自分の番が来たんだ」と低くつぶやいた。

 市長選挙の日の朝は和やかに晴れて居た。もうアチコチの牧場には羊が駆け廻って居る時であった。
 フリドリックはいそがしそうにシガーを二口三口スパスパ吸いながら今朝の新聞を見て居た。「アッ」彼は低く叫んだ。彼はその新聞を見つめたまま嘆息に似た息をシガーの煙と一しょにフーッと吐き出した。
 新聞の文句は極めて簡単であった。
  ジョーンジ氏病身なるにもかかわらず出馬す、世人の彼の辞表提出のことに対する誤解を恐れての結果なるべし。
  当選するや否やは断言せられざるも、ジョーンジ氏の元気、愛すべし。
 フリドリックはもうシッカリ悲観してしまった。ジョーンジの徹底した負けぎらいには彼は手出しが出来ないような気がした。彼はジョーンジを相手にして戦うことはなんだか恐しくてならないような気もした。ややあって彼は彼の家令を呼んだ。そして「あのナ、わしは市長になるのは止めたヨ」と案外平気でキッパリ言った。そして彼は驚いて居る家令をシリ目にかけてシガーの煙にやわらかい太陽の光が反射してるのを黙って見つめて居た。

  (四)日記帳

彼はムカムカ腹が立って来た。(しか)()る圧迫が彼の癇癪(かんしゃく)玉を辛うじて抑えて呉れた。彼はつとめて平静な態度を装うて低く、併し妙に力をこめて言った。「オイ君‼ チョット。幾何はどこからだっけ」併し利造はヤッパリ返事をしなかった。全く聞えないようにして黙って雑誌を読んで居た。彼は「チェッ」と舌打ちをした。その舌打ちは利造の陰険な、執念深いおまけに人並はずれて負け惜しみな性質にあきれたような響をもって居た。
 彼は利造がなぜ怒って居るのかハッキリは分からなかった。つい、さっきのことであった。彼が同じ家に下宿してる友達の利造に「君のような文学者は……」と冗談を言った。そしたら利造はムッとしたようにクルリとむきを変えて机に向ったまま読みかけて居た雑誌を読み始めたのだ。彼は少しも驚ろかなかった。「又始めたナ」と思った。利造は時々こんな風にして急に無言になるのが癖であったからだ。
 勿論(もちろん)彼はこの利造の癖には不愉快な感じを持って居たが…………
 利造がそんなことをしたので、彼も妙に二人の間が白けて来たのに気がついた。
 ややあって彼は次の日の幾何をしらべようとして教科書をとり出した。次の日の幾何はどこからであったかわからなかったので彼は利造にそれを聞いた。併し利造は聞えないふりをして、決して返事をして呉れなかったのである。そこで彼も腹を立ててしまったのである。………………
 彼は今一度「オイ‼ 君ッ」と利造を荒々しく呼びかけた。彼の口は妙に、ゆがんで見えた。顔もなんだか青ざめて居た。併し利造は答えなかった。彼はもう怒りの為にフラフラして居た。彼も亦妙に負け惜しみの心から利造が返事をする迄は自分は利造を何十回でも呼んでやれと思った。「オイッ君ッなぜ返事をしないんだ」この時には彼の口はもう喧嘩(けんか)腰になって居た。
「君ッどうしたというんだッ」彼は続けざまに叫んだ。利造はふりむきもしなかった。彼はスッと立った。利造の肩に荒々しく手を置いた。「オイッオイッ」二三度はげしくゆり動かした。
 利造はやっぱりだまって居た。
 そして、落ちつきを見せる為か、バラバラと(ページ)を繰って滑稽(こっけい)小説の所を開いて、読み始めた。彼が利造の背の方に居たから、見えなかったかもしれないがその時の利造の青黒い頬には、うす笑いさえも浮かべて居たかも知れなかった。彼はもうこらえきれなくなった。知らず知らずの中に、こぶしを固く握って居た。併しその時に彼はフト又或る圧迫を感じた。その圧迫さえ感じないならば彼は利造の頬が破れる迄、彼のコブシで打ったのかも知れない。その圧迫とは利造が彼の学校の柔道の選手であることだ。利造と取りくんだりして見ろ。彼が利造に床板のぶちこわれる程、なげつけられることを彼はよく知って居た。
 彼は利造を十分に怖れて居たのだ。
 利造の肩をゆすぶることでさえも、彼としては可成勇気をふるってやったのであった。
 こんな時に彼は何時(いつ)だったか、友のKが「中学校時代なんかでは、人格も、学問も、皆腕力の為には一も二もなく屈服させられてしまう。マア結局は腕力のある奴は一番勢力があるわけサ」と笑って言ったのを一寸思い出したりするのであった。
 とにかくこんな時には、彼はいつでも口先で利造をやりこめるのが常であった。
 彼は学校の弁論部の幹事をしてる、彼は口先の方では可成自信があったし、その上に利造は激すれば必らず(ども)ってろくに言えなくなるということを彼はよく知って居たからだ。今も彼は利造を口先で負かしてやろうと思ったのだ。
「君、なぜ返事をしないのだ、僕のさっきの、言葉が君の心にさわったのなら許して呉れ、併し君は、人が他人に話をしかけ他人がそれを聞いているのか、聞いていないのか、随分不真面目な態度をして、その話を全然取り合わなかった時程、人が侮辱を感ずることはないということを知らないのか? 君は確かに僕に挑戦したのだ。
 僕が君に好意を持って居たからこそ君に、幾何のことを聞いたんだ。誰が自分の敵に頭を下げてものを教えて(もら)ったりするもんか。
 併し君は僕の好意を無言の中にふみにじってしまったのだ。牛が、いかにも弱々しいあの牧場に咲いて居るスミレの花に糞をたれて、その下敷にしてしまうのよりもっとひどい…………一体君は…………」彼は長いことしゃべりつづけた。そしてそれは彼自身も驚く程スラスラと言った。それから又心も余程落ち付いて来た。彼は半ば勝利の(うるお)いを持った目をして利造を見下した。オオなんと利造がその時の彼の眼には小さく見えた事だろう。
 彼は「オオ僕は利造を負かしたゾ」と思った。
 しかし利造はだまってその滑稽小説に読みふけって居るのを見て、彼は又不安になった。
「喧嘩をするのは同等の人間だ」と誰だか言って居た。今の場合、利造の態度は彼自身も驚いた程の彼の雄弁をも馬の耳に念仏と聞き流して居るようにも見える。()しや利造は腹の中で「アア又あの(はえ)が何んだかうなって居る、うるさいナ」と思って居るのではあるまいか。若しそうであったならば…………彼はいよいよ不安が増して来た。
 併し彼はフト利造の顔をチョットのぞき見た瞬間、彼はハッと驚いてしまったのだ。
 あの陰険な、負け惜しみな利造の細い「いもり」のような眼に涙が光って居たではないか。
 涙だ。確かに涙だ。あの利造が泣いて居たのだ。彼はシバラクの間はただボンヤリと立って居た。だが次の暫時(ざんじ)(おい)て彼は勝利の喜びというものをシミジミと味ったのは無論である。併しその喜びの片隅に黒い影のようなものがあった。それは言う迄もなく利造のただ一語も()わないことである。
 友のSがこの間「一番気味の悪いものは確かに(おし)である」と云ったことばを彼はハッキリとわかったような気がした。
 これが若し利造も思うままに言うし、そして僕は僕で又うんとしゃべる。そしておしまいに、とうとう利造が僕に云いまくられたなら、どんなに嬉しいんだろうと思った。
 利造が今僕が躍起となって云ったのを滑稽小説でも読むような気で聞いて居て、そして利造は又利造で僕の躍起となっているのを見て無言の中に勝利の喜びを味ってるのではなかろうかと思った。僕は又々不安になったのである。併し彼は利造の涙を思出したのである。そうだそうだ利造は泣いたんだ、勝って泣くものがあるもんか、あれは負けたんだ。
 彼はやや満足をして彼の机の前に(すわ)った。
 その時今迄だまって居た利造は急に雑誌を閉じた、彼はビクッとした。一寸、利造の方を盗み見た、利造の眼には涙もなかった。
 平生通りの陰険な眼であった。態度も常とは少しも変って居なかった。彼は少からず失望した。利造は本箱の中から「学生日記」と金文字で赤い表紙に小さく印刷された中型の日記帳を取り出した。
 彼はオヤッと思った。利造が日記をつけて居るということは彼が今が今迄気づかなかったことであったのだ。彼の心は異様に興奮した。キット利造は今のことについて書くのだナと思ったからだ。
 利造は万年筆で何やら書き始めた。
 そして彼の方にチョッと眼をくばった。彼と視線が当然あわねばならなかった。
 彼は軽く狼狽(ろうばい)をして眼を自分の机の上の幾何の本にうつした。勿論単に眼のやり場をそこにきめただけで、それを読もうともしない。
 彼は視線を幾何の本に注いだまま、色々のことを考えた。……今の争い……僕が確かに勝ったのだ……彼が泣いたもの…………若しや……まさか………………
 ホントウに色々のことを考えた。
 長い間ボンヤリしたように机に向って居た。
 フト気付いて利造の方を見た、利造はもう日記をつけてしまったのか、もうそこらに日記帳らしいものもなかった。利造はツト立ち上がって部屋から出た。
 彼は黙ってそれを見送って居た。
 (しばら)くは異様な重苦しい静けさが続いた。
 ややあって彼はスーと立ち上がった。
 いう迄もなく利造の本箱の前に行ったのである。案外たやしく日記帳を見つけた。すぐページを開いた。彼の興奮はその極に達して居た、ホントウに夢中であった。バラバラと頁を繰った。十月二日‼ ハッとページを繰る手を止めた。息がつまるような感じがした。彼は失望した。それもその(はず)、今日の日記はホンの少し、そうだ、たった三行しか書いてなかった。もう読みたい気も起らなかった。
 利造がどんな心で自分の云ったことを聞いて居たか、どう考えてもこの三行位で書き表すことが出来そうもないと考えた。
 全く落胆して力なくその三行を読んだ。
「……十月二日、晴。昨夜活動に行きたるせいか眠し。あくび連発す。今日新らしい英語の先生見ゆ、発音男性的なるに満足せり。」
 たったこれだけだ。彼は(きつね)にばかされたようでもあった。どこかで利造がこれをのぞいて見て彼を笑って居るような気もした。彼は又その日記帳に眼を落した。そして又その三行の文句を読んで見た。その時彼は大敗してしまった自分をシミジミと意識したことであったろう。若しこの時彼は今の日記帳の中にあった「アクビ連発す」という文句と、さっきの利造の涙とを聯想(れんそう)し、又日記帳のそのページの隅に利造が小さく書いてあった「気分大いによし」の七字を見つけたならば彼は一体どんな思いがするであろう。更に利造が部屋を出たのは全く彼にその日記帳を見せんが為であって、彼は完全に利造のかけた罠に陥ってしまったのである、ということを彼が知った時には………………

(後記)
 同じ「テーマ」を色々と形を変えて表現して行くのもあながち興味のないことでもなかろう。
 以上四種の創作の内で、どれが一番いいか自分にはわからない。皆同じ位の自信があるものばかりだから。

 【了】

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【参考文献】
・『新潮日本文学アルバム 太宰治』(新潮社、1983年)
日本近代文学館 編『図説 太宰治』(ちくま学芸文庫、2000年)
太宰治『地図 初期作品集』(新潮文庫、2009年)
・山内祥史『太宰治の年譜』(大修館書店、2012年)
日本近代文学館 編『太宰治 創作の舞台裏』(春陽堂書店、2019年)
・田村茂 写真『素顔の文士たち』(河出書房新社、2019年)
 ※モノクロ画像は、上記参考文献より引用しました。
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