津島美知子
4月25日の太宰治。 1946年(昭和21年)4月25日。 太宰治 36歳。 越野(こしの)タケが、津島文治の当選祝いの挨拶や祖母の見舞いを兼ね、疎開中の修治にも逢いたくて、小泊から金木の実家に里帰りし、津島家を訪れた。 疎開中の太宰に「たけさん…
4月13日の太宰治。 1945年(昭和20年)4月13日。 太宰治 35歳。 小山清(こやまきよし)は三鷹の家に帰り、以後、疎開中の留守宅を守った。 太宰、甲府へ疎開する 小山清こやまきよしは太宰の弟子で、1945年(昭和20年)3月10日の「東…
3月19日の太宰治。 1942年(昭和17年)3月19日。 太宰治 32歳。 小山清(こやまきよし)が旅館に訪れ一泊。 タイミングの悪い小山清 太宰は、1942年(昭和17年)3月10日から3月20日までの10日間、奥多摩御嶽駅前の和歌松旅館に滞…
3月10日の太宰治。 1945年(昭和20年)3月10日。 太宰治 35歳。 陸軍記念日の零時少し前から、本所、深川、下谷、浅草、城東など東京市中下町の各区に、マリアナ基地を発進したアメリカ空軍機B29約百五十機の、焼夷弾による大襲撃があった…
3月2日の太宰治。 1939年(昭和14年)3月2日。 太宰治 29歳。 三月二日付発行の「国民新聞」に「短篇小説コンクール(17)」として「黄金風景(上)」を、三月三日付発行の同紙に同じく「(17)」として「黄金風景(下)」を発表。 結婚後、…
1月8日の太宰治。 1939年(昭和14年)1月8日。 太宰治 29歳。 午後、井伏鱒二宅で、井伏鱒二夫妻が媒酌し、山田貞一、宇多子夫妻(石原家名代)、斎藤文二郎夫人、中畑慶吉(津島家名代)、北芳四郎などが同席、計九人で、石原美知子との結婚式…
1月7日の太宰治。 1939年(昭和14年)1月7日。 太宰治 29歳。 挙式の前日、杉並区清水町二十四番地の井伏鱒二宅に行ったところ、中畑慶吉の配慮で、挙式用の黒羽二重の紋服一重ね、袴、絹の縞の着物一重ねが届けられていて、感激したという。 太…
2019年、生誕110年を迎える人気作家・太宰治。愛人・山崎富栄さんと玉川上水で心中した太宰ですが、その死の真相は明らかになっていません。 富栄さんに首を絞められて殺されたとも言われる太宰。 ”太宰治は、本当に首を絞められたのか?”考察します。