記憶の宮殿

僕は、記憶の宮殿を自由に旅する。太宰治がソウルフレンド。

山崎富栄

【太宰治】雨じゃない玉川心中

2022年6月19日は、74回目の桜桃忌。 「桜桃忌は太宰治の命日なの?」「太宰治が心中した日は雨が降っていたの?」といった、太宰について世間一般でよく誤解されている”2つの事実”について紹介します。

【週刊 太宰治のエッセイ】如是我聞(三)

◆「如是我聞(三)」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【週刊 太宰治のエッセイ】如是我聞(ニ)

◆「如是我聞(ニ)」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【週刊 太宰治のエッセイ】如是我聞(一)

◆「如是我聞(一)」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【週刊 太宰治のエッセイ】かくめい

◆「かくめい」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【週刊 太宰治のエッセイ】小照

◆「小照」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。文末コラムでは、太宰が遺書に「井伏さんは悪人です」と書いた、その真相に迫ります。

【週刊 太宰治のエッセイ】知らない人

◆「知らない人」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【週刊 太宰治のエッセイ】一日の労苦

◆「一日の労苦」 毎週月曜朝6時更新。太宰治の全エッセイ全163作品を執筆順に紹介します。

【日めくり太宰治】12月30日

12月30日の太宰治。 1947年(昭和22年)12月30日。 太宰治 38歳。 十二月三十日に書かれた、山崎富栄の日記。 山崎富栄「女一人」 今日は、太宰の愛人・山崎富栄が、1947年(昭和22年)12月30日に書いた日記を紹介します。 太宰と…

【日めくり太宰治】12月22日

12月22日の太宰治。 1947年(昭和22年)12月22日。 太宰治 38歳。 十二月六日から二十二日に書かれた、山崎富栄の日記。 富栄「お人好しの仙女では…」 今日は、太宰の愛人・山崎富栄が、1947年(昭和22年)12月6日から12月22日…

【日めくり太宰治】12月5日

12月5日の太宰治。 1947年(昭和22年)12月5日。 太宰治 38歳。 十二月一日から五日に書かれた、山崎富栄の日記。 富栄「修ちゃんを、守りたい」 今日は、太宰の愛人・山崎富栄が、1947年(昭和22年)12月1日から12月5日までに書…

【日めくり太宰治】11月30日

11月30日の太宰治。 1947年(昭和22年)11月30日。 太宰治 38歳。 十一月に書かれた、山崎富栄の日記。 太宰に付き添う富栄 今日は、太宰の愛人・山崎富栄が、1947年(昭和22年)11月24日から11月30日までに書いた日記を紹介…

【日めくり太宰治】11月19日

11月19日の太宰治。 1947年(昭和22年)11月19日。 太宰治 38歳。 十一月に書かれた、山崎富栄の日記。 富栄「こうした私の心の飛躍」 今日は、太宰の愛人・山崎富栄が、1947年(昭和22年)11月17日から11月23日までに書いた…

【日めくり太宰治】11月15日

11月15日の太宰治。 1947年(昭和22年)11月15日。 太宰治 38歳。 太田静子の弟太田通が来訪。 證(あかし)「この子は 私の 可愛い子」 1947年(昭和22年)3月中旬頃、太宰は、太田静子の住む下曽我の大雄山荘を訪れた際、静子から妊…

【日めくり太宰治】9月2日

9月2日の太宰治。 1947年(昭和22年)9月2日。 太宰治 38歳。 九月に書かれた、山崎富栄の日記。 富栄、太宰に会えぬ日々 今日は、太宰の愛人・山崎富栄が、1947年(昭和22年)9月に書いた、3日分の日記を紹介します。 同年8月下旬、太…

【日めくり太宰治】8月30日

8月30日の太宰治。 1947年(昭和22年)8月30日。 太宰治 38歳。 八月に書かれた、山崎富栄の日記。 「僕の内臓の一部のような気がする」 今日は、太宰の愛人・山崎富栄が、1947年(昭和22年)8月に書いた、6日分の日記を紹介します。 …

【日めくり太宰治】7月30日

7月30日の太宰治。 1947年(昭和22年)7月30日。 太宰治 38歳。 七月に書かれた、山崎富栄の日記。 富栄、募る太宰への想い 今日は、太宰の愛人・山崎富栄が、1947年(昭和22年)7月に書いた、5日分の日記を紹介します。 まずは、7月…

【日めくり太宰治】6月27日

6月27日の太宰治。 1947年(昭和22年)6月27日。 太宰治 38歳。 山崎富栄、六月二十七日の日記。 「太宰さんと旅をする」 今日は、1947年(昭和22年)6月27日付の山崎富栄の日記を引用して紹介します。 六月二十七日 太宰さんと旅を…

【日めくり太宰治】6月17日

6月17日の太宰治。 1948年(昭和23年)6月17日。 太宰治 38歳。 六月十五日から六月二十日にかけて、太宰失踪について新聞報道される。 心中事件後の朝日新聞報道 1948年(昭和23年)6月13日未明。太宰が愛人・山崎富栄とともに玉川…

【日めくり太宰治】6月14日

6月14日の太宰治。 1948年(昭和23年)6月14日。 太宰治 38歳。 遺書を発見。美知子、仕事部屋先の鶴巻幸之助、出版雑誌社、友人宛などがあり、三人の子供たちへの蟹(かに)の玩具、友人たちへの遺品、「グッド・バイ」十回分の校正刷と、十三…

【日めくり太宰治】6月13日

6月13日の太宰治。 1948年(昭和23年)6月13日。 太宰治 38歳。 午後十一時半から十四日午前四時頃までの間に、普段着の軽装で山崎富栄と家出、玉川上水に入水した死亡時刻は十四日午後一時頃と推定されている。 太宰と富栄、玉川上水に入水す…

【日めくり太宰治】6月10日

6月10日の太宰治。 1947年(昭和22年)6月10日。 太宰治 37歳。 山崎富栄、六月十日の日記。 太宰、富栄に「別れよう――」 まずは、1947年(昭和22年)6月10日付の山崎富栄の日記を引用します。 六月十日 苦労しています。 三鷹では生…

【日めくり太宰治】6月5日

6月5日の太宰治。 1948年(昭和23年)6月5日。 太宰治 38歳。 六月四日の夕方、自宅から打電して、「新潮」編輯記者野平健一を呼び、ほとんど徹夜して、「如是我聞(にょぜがもん)(四)」を口述筆記させ、六月五日に完成した。 『如是我聞(にょ…

【日めくり太宰治】5月25日

5月25日の太宰治。 1947年(昭和22年)5月25日。 太宰治 37歳。 朝からビールを飲み、午後、画室で太田静子をモデルに絵を描き、それを彼女に渡して桜井浜江宅を辞し、太田静子と別れた。 太田静子の三鷹来訪 今日、紹介するのは、太宰と山崎…

【日めくり太宰治】5月23日

5月23日の太宰治。 1948年(昭和23年)5月23日。 太宰治 38歳。 五月二十三日から二十七日付、山崎富栄の日記。 「修治さんに、憂鬱(ゆううつ)な嫉妬と不安」 今日は、山崎富栄が 1948年(昭和38年)5月23日~5月27日までの5日間…

【日めくり太宰治】5月22日

5月22日の太宰治。 1948年(昭和23年)5月22日。 太宰治 38歳。 山崎富栄、五月二十二日の日記。 「恋している女があるんだ」 まずは、1948年(昭和23年)5月22日付の山崎富栄の日記を引用してみます。 五月二十二日「僕ね、こないだ…

【日めくり太宰治】5月16日

5月16日の太宰治。 1948年(昭和23年)5月16日。 太宰治 38歳。 山崎富栄、五月十六日の日記。 太宰と3人の女性たち まずは、1948年(昭和23年)5月16日付、太宰の愛人・山崎富栄の日記を引用して紹介します。 五月十六日 昨夕、ア…

【日めくり太宰治】5月14日

5月14日の太宰治。 1948年(昭和23年)5月14日。 太宰治 38歳。 末常卓郎(すえつねたくろう)が来訪し、「朝日新聞」への連載小説の執筆条件などについて相談した。 太宰の「朝日新聞」連載小説 1948年(昭和23年)5月14日、朝日新聞…

【日めくり太宰治】5月4日

5月4日の太宰治。 1947年(昭和22年)5月4日。 太宰治 37歳。 山崎富栄、五月三日、五月四日の日記。 富栄、歓びと葛藤と 太宰と山崎富栄が出逢ったのは、1947年(昭和22年)3月27日。 今日は、この出逢いから約1ヶ月が経った、同年5…

【日めくり太宰治】5月1日

5月1日の太宰治。 1947年(昭和22年)5月1日。 太宰治 37歳。 五月一日付、山崎富栄の日記。 富栄、薄ら寒い夜の記憶 今日は、太宰の愛人・山崎富栄の5月1日付の日記を紹介します。 五月一日“単なる友達として異性と遊ぶことすら、現代の若人…